失敗する人のカテゴライズ

世の中には、成功する人とそうでない人がいる。個人的な意見だが、成功しない人には共通することがあると思う。今日は身近な失敗した人のパターンを分析し、反面教師にしようと思う。

まず1つに、視野が狭い人である。言い換えれば、物事を自分の見たいようにしか見れない人。身近にそのパターンの人がいて、話しはするけれど、心の中では人生経験が浅いんだなと思っている。例えば、「公務員は良い職業」と頭にインプットされてしまっていて、実際に働いている人の話を聞いたわけでもないのに、公務員はいいなぁと言っている人がどこの集団にもいるだろう。これは、バブル世代の人に多いイメージがある。特に学校の教師なんかがよい例で、一年の半分が休みだと思っている世間知らずがいるのだ。(しかも、バブル世代なので結構な年齢である。そんな人が矯正もされずに生きてこれたのだと思うと、つくづくバブルの時代は良いものであったのだと実感できる。)きっとこのような人たちは、ほかの人から真実を伝えられているはずなのに、思考停止してしまっているので入ってこないのである。とても哀れに思う。あと単純に人間関係が希薄ということもあるだろう。他にも、自分が失敗したことに対して、「失敗したほうが良かった。」と言って他者から同意を得ようとする者もいる。勿論、結果的に失敗したほうが良かったということはあり得るが、それは長い目で見たときに初めて分かることであり、少なくとも失敗した直後に言う言葉ではない。早い話が失敗を生かす気がないのである。そういう人に私は口では同意するが、きっとまた失敗するなと思っている。

2つ目に、人にマウントを取りたがる人である。アドバイスと言えば聞こえはいいが、それは相手が求めて初めてアドバイスとなるのであって、勝手にしてくるアドバイスは余計なお世話だし、マウントを取っている他ない。自分も他人に対してもっとこうしたほうがいいなと思うことはあるが、求められるまでそれは口に出さない。それに、人間は自分から求めたものしか参考にしようとしないのである。これも少しの人生経験と思考力があれば分かると思うが、驚くほど分かってない人が多い。きっとマウントを取らないと自分が維持できない可哀そうな人なのだろう。

3つ目に、謙虚でない人である。これは巷でもよく言われているので簡略化するが、自分が未熟であると認識することで人は成長するのである。口では何を言ってもいいが、心の中では自分はまだまだ未熟であると考えるべきだ。また、ビッグマウスなのに結果を出している人は、ほとんどが心の中では非常に謙虚である。

4つ目に、自分の非を認めない人である。これは仕事でも私生活でも成功しない。私の周りにもこのパターンの人がいるが、全員無残な結果になっているし、これからも成功することはないだろう。

最後に、他人に期待しすぎる人である。これは4つ目とも被るところがあるが、他人が何でもしてくれると考えて言える人は、失敗も他人のせいにしがちである。そこから自分は悪くないという思考になるので、経験がすべて無に返る。そして何度も同じ失敗を繰り返すのである。下手したら退化することもある。

 

以上が私の考える成功しない人のパターンである。大まかな分類なのでもっと細かくできるかもしれない。中には全部当てはまっている人もいる。そのような人とは、遊びでは会ってもいいがどこかで距離を置くべきだろう。また、これに加えて直ぐに感情的になる人も成功するのは難しいだろう。これらを反面教師として、日々精進していきたい。